2022/12/18 東京都産業労働局「おしごとフェスタ」谷江美 インタビュー記事
東京都産業労働局が運営するサイト「おしごとフェスタ」のお仕事紹介コーナー内に、谷江美のインタビューが掲載されました。女性のキャリアに特化して色々な働き方が紹介されています。(外部サイト:「おしごとフェスタ」)
東京都産業労働局が運営するサイト「おしごとフェスタ」のお仕事紹介コーナー内に、谷江美のインタビューが掲載されました。女性のキャリアに特化して色々な働き方が紹介されています。(外部サイト:「おしごとフェスタ」)
農林水産省及び内閣官房は「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現に向けて、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良事例を選定しています。第9回の今回、当農場が下記の理由により選定されました。
・唯一無二の商品を作るという気概で平成24年より6次産業化に取り組み、トマトジュースの製造を開始。「イナゾートマト」という農家発ブランド商品としてゼロスタートで自ら販路を開拓してきたこと。
・10年以上の渡り、毎年10人程度の大学生を中心に、若者が農業・農村での暮らしに触れる体験機会(農業インターンシップ)を提供してきたこと。
12月には総理大臣官邸で選定証授与式が予定されていますので、そちらのレポートもご紹介できればと思っております!
▼「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」公式サイト
https://www.discovermuranotakara.com
農林水産省広報Webマガジン「aff (あふ)」8月号の特集「トマト」の第2週、「トマトの魅力を広げるトマト加工品」の中で有機トマトジュースクリアが紹介されました!
こちらからバックナンバーを閲覧することができます☺
コープさっぽろの広報誌「Cho-co-tto(ちょこっと)」2022年7月号の48ページ、料理研究家・こぐれあいこさんが北海道の郷土料理を訪ねる「伝えたい味、伝えたい心」で、イナゾーファーム 谷美得子の笹だんごを取材していただきました!“45年毎年欠かさず農家のお友達5人で550個作る”谷家伝統の笹だんごです。今回はこぐれあいこさんが一般家庭でも作りやすい30個分のレシピにしてくださいましたので、ぜひご家族でトライしていただけたら嬉しいです!ここをクリックしていただくとバックナンバーを閲覧することができます!
朝日新聞北海道版金曜夕刊の人気コラム「田島ハルのくいしん簿」126食目として「有機トマトジュースクリア」をご紹介いただきました。きっかけは田島さんが札幌円山にあるチーズ専門店「チーズの店コンテ」さんの店頭で販売されていた同商品を見つけてくださったことから。オリジナルの素敵なイラストと文章を掲載いただきました。
「北のハイグレード食品」2022 に有機トマトジュース クリアが選出されたことをご縁に、HBCテレビ「グッチーな!」内「ハイグレードS」のコーナーで大丸松坂屋百貨店バイヤーの本田大助さんをお相手に、有機トマトジュース クリアの魅力を弊社 谷江美がたっぷり紹介してまいりました!
【世界で最も多く消費される野菜トマト。
それを世界一消費するイタリア。イタリアンレストランの料理人としてトマトに対する思いは特別なものがあります。】
イナゾーファームのトマトジュースは瑞々しく、生命力に満ち溢れたトマトから作らているんだなと感じます。
甘味、旨味、酸味のバランスがとても素晴らしいです。
「フラテッロ ディ ミクニ」では朝食でお出しすることが多いですが、お客様が一様に驚き、どこのトマトジュースですか?とよく聞かれます。
また、旨味成分のアミノ酸も豊富なので料理に使っても存在感が際立ちます。
トマトとバジリコのスパゲッティという定番のシンプルな組み合わせでも驚きのある料理として成立してしまう力があります。
料理とのマリアージュも面白いですね。
シンプルに火を通した魚介のお料理やオイル系のパスタなどは口の中で新しい味に変わっていきます。
熱心な生産者の近くでレストランを営業できることに感謝の気持ちでいっぱいです。
北海道を代表するトマトジュースと言っても過言でないでしょう。
イナゾートマトに出会ったのは近所のスーパーマーケットでした。イタリアンレストランにおいてトマトのチョイスは、その店のコンセプト・価値観・センスが透けて見えると思っています。
卸業者さん頼みのトマトの品質ではなかなか満足がいかず、色々な百貨店やスーパーマーケットでトマトを購入しては味見を繰り返していた頃、1つ口に含むと旨味と力強さが舌の上で爆発するほどの衝撃を与えてくれたそのトマトは、私の店から歩いて5分のローカルスーパーの陳列棚にちょこんと置いてあったんです。
私はなんとなく手に取りました。おそらく可愛らしいロゴシールのセンスに共感したのだろうと今では思います。灯台下暗しとはよく言ったものです。
早速、生産者のイナゾーファームさんに連絡をとったのが約3年前です。
トマトの味わいについては、昨今もはや日本はイタリアを超えている、そしてその多様性については比べ物にならないと感じます。本当に美味しいトマトで溢れています。したがって、「料理のイメージにトマトをはめ込んでいく」ことが可能なのです。
たとえば、カプレーゼには A のトマト、パスタには B のトマト、お肉のソースには C のトマト・・というように。これは非常に楽しいプランニングです。もちろん私もこのようにトマトをチョイスするのが日常でした。しかし、イナゾートマトを食べれば食べるほど、その奥深さをもっと感じたいという欲望が強まっていき、「トマトの味わいに料理が思い浮かぶ」ことの方が多くなりました。それは何故かというとおそらく、本場イタリアのトマト料理の中には、日本のトマトじゃ味や食感が物足らず満足のいく仕上がりにならないため、私のこだわりとして日本ではあえて作らないレシピもいくつかあったんです。そこにイナゾートマトはぐいぐい食い込んできてくれたような気がします。
思い浮かんできた料理の数々は私の大好きなイタリアそのものを表現できるお皿たちだったんです。その中でも、私のイタリア愛とイナゾートマトがこれ以上ないほどリンクした料理があります。「スパゲッティ・アッラ・ケッカ」というローマの伝統的な夏のパスタ料理です。冷えたトマトのざく切りに、バジル・フェンネル・オリーブ・ニンニクなどを加え、新鮮なオリーブオイルと共にゆで上げたパスタを軽く冷やしながらボウルで和える、いわば「ぬるい」パスタです。ローマではこのぬるさが定番なのですが、「アツアツ」か「キンキン」が好まれる日本において「ぬるい」は嫌がられる傾向にあるのと、熱くも冷たくもない状態で日本のお客様に美味しく召し上がっていただくためには、ぬるくても美味しいと感じていただけるほど圧倒的な存在感が必要で、そんなトマトに出会っていなかったのとの理由で作っていなかったお皿です。
しかし前述の通り、キチンと皮が張った食感に甘味と酸味とミネラルの力強さ、私が出会ったイナゾートマトは「スパゲッティ・アッラ・ケッカ」を作ってくれ!と自身で懇願してきたかのようでした。やはり間違ってなかった。何度もブラッシュアップを繰り返し、現在では、生の冷えたトマトとあえて凍らせたトマトの W 使いで、思い描いた以上の「スパゲッティ・アッラ・ケッカ」が完成しております。
念願叶い、ついに昨年、イナゾーファームへ訪問することができました。もちろんそれまでもトマトというフィルターを通して、士別の環境や谷夫妻のお人柄など幾分イメージはできていたと思うのですが、現地を歩き、畑を見て、温かく迎えてくださった谷夫妻と昼夜共にすることができたからこそ、1粒のイナゾートマトが持つ奥深さを、さらに強く感じ取ることができたのは言うまでもありません。
“人”と“自然”が育む美味なる生命(いのち)を頂ける幸せをしっかりと噛みしめて、料理人として、お客様の豊かな時間へと繋げる大切な役割を担っていることを、あらためて誇らしく感じました。香り・甘味・酸味・旨味・食感・・・イナゾートマトは、全てが高次元で調和のとれたパーフェクトトマトです。